私とパーソナルカラーとの出会い

この度、所属しているパーソナルカラー協会の公式テキストが増版になったという嬉しいニュースを受け、私とこのカラーメソッドとの出会いについて書いてみたくなりました。少し長いけれど、お付き合いください。

 

 最初に「色を職業にする」という事を知ったのは、二十歳前でした。現在アラフィフですから、今からおよそ30年近くも昔の事です。

 

 同僚のお姉さんの友達(遠っ!)がパーソナルカラー診断を始めたというので、モニター(…と言っても1万円くらい支払いましたが)をしました。

 

 あとになって分かったことなのですが、当時のパーソナルカラーというのは、アメリカから輸入されてきて間もなかったようです。

パーソナルカラーというのは、肌や瞳、髪の毛の色、年齢やお肌の状態、その人の持つ雰囲気などにより変わってきます。

日本人でも変化するものが、アメリカ人と日本人が診断結果が同じわけがありません。

 

あの当時、アメリカから入ってきたばかりで、日本人向けに充分な研究や改良がされていなかったことも、これからお話しする「悲惨な結果」を招いた原因だと思われます。

 

でも、彼女たちは先見の明があったのですね。彼女たちの名前も顔ももう覚えていませんが、私よりいくらか年上の彼女たちが、今も診断を続けているとしたら、どこぞの協会なりスクールなりでそれなりの地位を得ているのでしょうね。

 

さて。

その気になる結果は…プロのアドバイスとして「受け入れなければいけないんだろうけど」もやっとした、というのが正直なところです。
(これについても、アドバイスを「受け入れなければいけない」なんて誰が言ったのでしょうね!と過去の私を慰めたいのですが)

 

それらの色のグループが似合うといわれた理由はわからなくもないのですが、私は「それらの色を纏った自分がキライ」でした。

 

しかも、その色のグループのリストを渡されても、「私にはグッドがちょっとだけ」だったんです。

リストの中から、特にその人にはおすすめの色の場合は「グッド」と言って銀色のシールが横に貼られました。

 

一緒に受けた同僚は、居るだけで目を惹く美人でした。

彼女には私と違うグループが提示され、「グッド」「グッド」…そして

「エクセレント」「エクセレント」…と、続きます。

 

え、エクセレント?!

 

私の中には、そんなの、無い。

そう思っているうちに、同僚のリストにはエクセレントを示す「ゴールド」のシールが燦然と輝いて増えていきました。…差。

 

高いお金を払って、嫌な気分になる…

所詮美人じゃないと、着るものさえも限られるってこと?

お洋服で見た目をアップしようなんて馬鹿な願いだった?

(今の私ならはっきり言えます!そんなこと絶対ない!!)

 

高いお金を払って、嫌な気分になる…

を、通り越して、

わざわざ高いお金を払って、嫌な気分を買ってしまったのでした。

 

それからというもの、もともと容姿に自信があったわけではない私は

ますます自信を失い、「生き方変えたい」気分で過ごしました。

 

でも、あの時、人生下り坂にならずに済んだのは、

容姿に対する自信喪失の陰に、私の中に「いつかきっとこのもやもやを

自力で解決したい!」という想いがあったからでした。

 

当時の私は、自信が無いなりに、お洋服は一生懸命考えて、いろいろな色にチャレンジしていました。

 

その中で、なんとなく

「この色着ていると肌が澄んでる!」とか

「この色の時は、疲れて見えるしくすみがひどい」とか

「この色を着ていると賑やかそうに見える」

「冷静に見える」

というものを体得していて、心のどこかで

「もっと似合う色は他にあるはず!」

と思っていたのでした。

 

それから4半世紀経って、まずは試しに自主学習をして、東商のカラーコーディネーターを取得しました。

 

私が色の勉強をしたかった理由はもう一つありました。

それは、主人が少し色に関わる理系の仕事をしているので、私は度々感覚で色の事を語って論破されていました。

「感覚でモノ言うな」と言われるのが悔しくて、悔しくて、知識を得て主人に論破されない自分になりたかったことと、「似合う色選び」のモヤモヤの解決と、2つでした。

 

さらに何か色の勉強をしたいと思っていた時に、いくつかのメソッドやいくつかの協会を調べましたが、他のところには、主人の知り合いが講師や監修で入っていたのです。主人の知り合いに色の勉強をゼロからスタートしていることを知られるのも、その途中経過や試験を審査されるのも気恥ずかしくて、そうでないところを探したら、現理事長のトミヤママチコ先生率いる「日本パーソナルカラー協会」だったんです。

 

この偶然が、素晴らしい出会いだったと思います。

 

ここで習った最大の学びは

「似合う・似合わないは主観的であること」

「カラリストとして誰が見ても同じ評価をする理論が存在すること」でした。

 

「ああ!だからあの時、似合うと言われた色であんなに嫌な思いをしたんだ」とストンと落ちました。

 

Aさんが見たら、似合うっていうかもしれないけど、

Bさんが見たら、似合わないっていうかもしれない。

 

そこには、AさんとBさんのそれぞれの「主観的好み」が

反映されてしまうから。

 

他人の評価は、自分のそれとは違う可能性がある、ということです。

 

私と、あの時のカラリストには、主観的好みの違いが存在していたのです。

 

もちろん、いくら良いだの嫌いだの言っても、

きちんと理論として「こうだから、こう」というものは存在します。

が、その「こう」は見る人によって違っては混乱してしまいます。

誰が見ても「こう」であることが存在するのです。

 

それを見事に解決する信頼できる色彩理論が

「パーソナルカラー協会のオリジナルの色彩理論」でした。

(協会のメソッドではそれをしっかり学べます)

 

その信頼度の高さは、ファッション業界や美容業界において

この色彩理論が研修や商品開発にとりいれられていることを知れば

言わずもがな、です。

 

みんな自分の事は、自分が一番わかっています。

(自分がなんだかわかりにくくなっているとおっしゃる方は、

ぜひTCカラーセラピーをおすすめします)

ですから、

 

自分がどうありたいか、

自分をどう見せたいか…いや、魅せたいかで、

 

もっとポジティブに色を使いこなしましょう!!

 

スタジオ・ディゾンネのカラー診断ベースカラー診断

またご自分で色を選べるようになりたい!という方は、

パーソナルカラー検定対策講座をぜひどうぞ♪

おしゃれだけではなくて、テーブルカラー(食卓の色)やインテリアカラーにも興味があって広く浅く楽しく勉強したい方は暮らしの中のカラーレッスンもご用意しています。

春のお洋服と色の力

ようこそスタジオ・ディゾンネへ 快適空間コンサルタントの山内陽子です。

冬期休業最終日の昨日、ドライブがてら娘たちとデパートへ行きました。

新学期にはくローファーを履きつぶしてしまったので、新しいのが欲しい、とのことで。

 

あらかじめ、娘たちは二人とも欲しいローファーが明確でしたので、

サイズと履き心地だけ確認して、わずか15分ほどでお買い物は終了。

 

ですが、ふと周りを見渡すと、一面春のお洋服爛漫。

 

私は、日頃からあまりカラフルな装いはしません。

グレーからネイビーあたりのカラーパレットが多いのです。

昔は、それこそ何色でも着ましたが、ここ近年は色数を減らしています。

(その理由はまた今度書きますね。)

 

花畑のような、お洋服売り場をすり抜けようとすると、

娘たちが、「お母さん、春だから、ちょっと明るい色のお洋服着てみたら?」と。

 

試着は面倒だな、と男のようなことを思う私に、

ブルーだの、ピンクだの、ペパーミントグリーンだの、真っ白だの、の、

スカートやフレアパンツをもって追いかけてくる娘たち。

 

仕方がないので(笑)数着ほど試着しましたが、

ちょっと手持ちのお洋服とのコーディネートがあまり思い浮かばなかった

ので、気持ちはありがたいけどやめました。

 

でも、1枚だけブラウスを買いました。

暖かい春の日差しみたいな色。

 

合わせてみると、気持ちが高揚するようでした。

芽吹きの季節、あたたかな太陽のエネルギーも

だんだん強さを増して行く季節。

 

我が家の

周りはまだ、ぐるりと雪が積もっていますが(道路はもう雪がないけど)

春の力強さは確実に近づいているのだなと思いました。

 

スタジオ・ディゾンネは、本日より営業を再開しました。

(一部のメニューを除く)

今年もどうぞよろしくお願いします。

ホリデーシーズンデコレーション(シクラメン)

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

スタジオ・ディゾンネも

少しずつ、

少しずつ、

ホリデーシーズンの雰囲気が増してきます。

 

わが家にクリスマスツリーが飾られるのは

まだまだ先だけど、こんな風にして、段々それらしくなってきます。

 

昨日は、わが家に2鉢のシクラメンがやってきました。

ダイニングルームの正面にこんな風にシンメトリーに配して。

 

シクラメンは、その花の色によって花言葉が違います。

赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」。えー、ちょっとなー。

シクラメンは下を向いて花が咲くために、ネガティブなイメージの花言葉が

多いのですって。

 

だけど、あくまでもカラーに目をやって

赤と緑のクリスマスカラーのコントラストを楽しみたいと思います。

皆さんもどうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。

サンキャッチャー 光の色って?

郡山に住むビーズとガラスのクラフト作家さんでもあり、整理収納アドバイザー仲間でもある阿部さんを頼み倒して(笑)プライベートレッスンでのサンキャッチャー作りを教えて頂きました。

 

高純度の多面カットグラスをメインに小さなガラスをとめながら作る

サンキャッチャー。

 

白くて美しい豪雪地帯の冬の米沢ですが、

さすがに雪に埋もれて長くなると気持ちも滅入りがちに・・・

そんな時、サンキャッチャーがあれば、南の窓の上の方に少し空いた隙間から

太陽光をキャッチして虹を作り、室内に届けてくれます。

 

キラキラする虹の玉を転がしてくれる

サンキャッチャーがあれば、冬の気持ちを3割アップしてくれる!

(私個人の割合ですが笑)

 

ああ、キレイだなー。

冬になって今より太陽の通り道が低くなると

きっともっと室内にキラキラすると思います。

 

光の色。。。

虹の色。

 

久しぶりに童心に帰ってはしゃいでしまいました♪

「色と香りのプロデュース講座」のおしらせ

8月6日(土曜日)13:00〜15:00 

(株)トウエキ 様 〒963-0107 福島県郡山市安積2丁目165

 

『色と香りのプロデュース講座

 〜夏休み明けまでに自分をもっと愛せるように〜』

 

受講料:3,000円 (資料、教材すべて込み ドリンク付)お申込はこちら→

 

ストレスが多い社会の中で、自分を大切に自信をもって暮らすために高い自己肯定感を持つことがポイント!

 

ご自分の魅力を再発見した上で、第一印象の大切さに着目し、なりたい自分、魅せたい自分をプロデュース出来るように、ご自分らしい色(マイカラー)や心地よい香りについて学びます。

ご好評のうちに終了致しました。ありがとうございました。

 

プロフェッショナルのためのパーソナルカラー講座forSSAD

 

プロフェッショナルのためのパーソナルカラー講座、

本日は、山形県内でご活躍の整理収納アドバイザーの方々に向けた特別講座です。

 

私自身も整理収納アドバイザーとコンサルタントの資格をもって活動しておりますので、

同業ならではの目線で、パーソナルカラーの活用についてお話しさせて頂きました。

 

似合う色、似合わない色、の前に、色がその人に対して持つ役割を理解する事で、

ぐっと印象が違って見えたり、魅せたりすることが可能になります。

 

たくさんの方にお会いする職業である整理収納アドバイザー。

ご自分をどのように感じて欲しいかによって着こなしの色を選ぶ事が出来るように

なるのはもちろん、

お客様のお宅に上がって、お洋服の整理収納にアドバイスする際も、

色の知識を活かして整理を手伝ってさしあげることが出来ます。

 

でも、一番なのは、色が楽しい〜!!!って感じて頂くこと。

 

建物自体が重要文化財で訪れる価値が高い、山形県上山市にある

「山城屋」さんにて。

 

ノスタルジックな空間を満喫出来ちゃう代わりに、

ちょっとだけ光量が足りなかったけれど、ご参加の皆さま、一生懸命

色を見分ける作業をして下さいました。

 

最後には、パーソナルカラー協会プロデュースのストールを使って、

お互いに似合う色のストールを選び合ったり、

メイクの色について実際に確かめて頂きました。

 

講座修了後の山城屋さんのランチも、カレーなのにオッサレー!

日本パーソナルカラー協会認定講師会に東北支部が誕生しました!

今までは「北海道・東北支部」として合同で活動していた認定講師会でしたが、

この春より、それぞれが独立して活動できることになり、

東北支部が誕生いたしました。

 

まだまだ認定講師も少ないですし、パーソナルカラーの魅力が十分に知られていません。

これを機に東北地方もさらにパワーアップしていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。

「日本パーソナルカラー協会 認定講師」に登録されました。

この度、日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザーの称号に加え、

協会の認定講師として登録されました。

 

資格のみにとどまらず、これからも精進してまいりますので

よろしくお願いいたします。

パーソナルカラー研究会

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ×カラー」を提唱する快適空間コンサルタント 山内陽子です。

 

お世話になっているパーソナルカラー協会の理事が研究発表をされると知り、聞きに行きました。

 

研究の姿勢や手法など、学ぶことがたくさんあるのはもちろん、カラーについても学べば学ぶほど、まだまだだなあと感じます。

 

理事をはじめ、他協会や、大学、研究所などでご活躍の方々の発表や講演を聴き、

間もなくしてやっと自分がスタートラインにつけるのかなあという想い。

 

たまたまお隣に座った協会副理事長とのお話の中で「私はね、○歳になるの。でも、色はね、年齢に関係なく年取ってもずっと出来るのよ」とお声がけ頂きました。

副理事長はとても若々しく生き生きとなさっておいでで、とてもそのお年には見えませんが、お歳で言えば、一般的にはリタイヤされる年齢を超えておいでです。

 

これからまたさらに頑張ろう!と思う私の背中を押していただいたようでした。

今日のこの研究会では、また新たな課題が見つかり、わくわくが増したのは言うまでもありません。

吊るし雛飾り@福島市 旧堀切邸

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ×カラー」を提唱する

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

福島市の飯坂温泉にある旧堀切邸をご存知ですか?

ひな祭りまでの間、この歴史ある邸宅にいっぱいに

吊るし雛が飾られます。

 

床までつくような吊るし雛のほか、

ちりめん細工のお人形や宝物、鳥や花などが

向こうが見えないほど飾られていて

これはもう、写真と文章では魅力を伝えきれないので、

見に行って下さい!とだけ申し上げます。

 

ところでこの血潮のような赤、なんというのでしょうね。

「この赤が元気にしてくれるのよ」と会場で説明を頂き、

その通りだわと実感。

身体の奥から元気が湧き出るような感じがします。

 

色には「慣用色」といって、その名を聞くだけで多くの方がイメージ出来るような

色の名前があります。

レモン色とか、うぐいす色とか、チョコレート色とか、ローズカラーとか。

この元気がみなぎるような赤は、慣用職名をつけるとしたらなんと言うのが良いかしら?

そんなことを考えながら、さるぼぼの魅力に取り付かれたひとときでした。

 

今から来年が楽しみです♪

国や文化による色の特徴

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ×カラー」を提唱する

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

先日、ちょっとしたご縁で、娘たちが韓国の民族衣装

チマチョゴリを着せていただけることになりました。

 

娘たちはもちろん、私も間近で衣装を見るのは初めて。

襟元の袷は、日本の着物と似ているようですが、

二部式になっていて、トップスはボレロのような丈、

下はイブニングドレスのようなボリュームのスカートなのですね。

裾や袖に繊細な手刺繍がされていて、本当に美しい。

 

なんとも韓国らしい色使いが目を惹きます。

 

韓国らしい・・・さて、このらしいというのはどうして決まるのでしょうね。

時々欧米の方は、日本と中国と韓国がごっちゃごっちゃになっている「ネオアジア(?)」を指して

「ヴェリー ジャパニーズ イズントイット?」なんていいますが、違いますってば(笑)

 

でも、私たち同じアジア人が見れば、なんとなく、日本か、韓国か、中国か、はたまたタイかフィリピンか・・・と

区別がつきますね。

いったいこれはなにが分けているのでしょう?

 

国や文化によって、それぞれ独特の「色み」を持っていると言えるのでしょう。

それはどういう特徴があるのでしょうか。

 

「こうこう・・・ならば○○国」というガイドラインがあると面白いなと思いました。

そういうの、あるのかな?ちょっと探してみようっと!

無事に終了・・・修了しました。

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

この3日間、千駄ヶ谷にある日本パーソナルカラー協会において、

JPCA認定講師のための講習を、クタクタになりながら学んで、無事に修了証書を頂くことが出来ました。

パーソナルカラーの認定講師まであと一歩です!

もう一度しっかり復習して試験に合格しますように!!

 

今回の受講生は日本中から集まった、まだ20代のお若く美しい美容関係のお仕事の方が多く、

ネイルやエステ、コスメ、ファッションなどなど、新鮮な刺激を頂きました。

私がまだ進む方向を迷っていたようなお年頃の彼女たちが、こうして一本の道を深めていくことを

既に知っているのだということ、素晴らしいなと思いました。

こんなに早く道を決めて進めたら、きっと思っているよりずっと先まで進んでいけると思います。

 

とはいえ、私は自分の寄り道を後悔したことはないのですけれど、ね!

ウルトラポジティブってよく笑われますが、いつでも自分の人生が世界で一番なの(笑)。

いつでも、だれよりも一番なので、ほかの人と代わりたいと思ったことはないんです、あはは。

 

良いことも、悪いことも、当然ありますけれど、

とりあえず、ここまでちゃんとやってきてて、毎日適当に楽しいなーと思っているので、

他の人と交代して、万が一、私に乗り越えられないような不幸に見舞われたら、それこそ後悔しちゃう。

だから、私は、中身も外見も満点ではないけれど、それもこれも全部好き!

 

・・・って、なんの話だか????

 

そうそう、日本パーソナルカラー協会認定講師のお話でしたね。

私は、認定講師になったら、やりたいことが決まっています。

 

あんまり占い信じるタチじゃないのですが、

去年と今年は過去まれにみる幸運らしいので、ここでぎゅぎゅーっと準備して、

今年行動に移したいと思ってます。占いによっては、全世界を見て成功をおさめるかも!なんて

いうのもあったので、それを信じることにします!!

 

 

良い色の日(1116)♪

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。


11月11日はポッキーの日〜と、

盛り上がりましたが、

11月16日は


「1116=いい色」の日だそうです。


色んな日がありますね〜(笑)。


さて、さて、

好きな色は何色ですか?

気持ちにぴったりな色は何色ですか?


色占いに詳しくなくても、そんな風に考えてみると、

ご自分を客観視するよいキッカケになりますね。


パーソナルカラーと似合う色選びについて

パーソナルカラーアドバイザー試験に合格しました。

ケーキは家族からのお祝い。


今まで、「パーソナルカラーアシスタントアドバイザー」だったのですが、

晴れてアシスタントが外れました♪


パーソナルカラーの試験は、モジュールという単位制度になっていて、モジュール1、2、3と

3つに順番に合格しなくてはなりません。

そのため、基礎からしっかり学べる代わりに、飛び級が出来ず、ココまで来るのに

時間も(お金も)大変でした。


この認定証とバッジを手にする日が来て嬉しい。


思い起こせば今から四半世紀もの昔(!)、

まだパーソナルカラーなどという言葉が日本に入って普及する前のこと。


OL時代の同期から、

「お姉ちゃんのお友達(遠っ!)が、パーソナルカラーというのを始めたので、やってもらおうよ」

と、お誘いを受け、人生初の診断を受けました。

新社会人の安月給で1万円以上払って。


二人一組の美しいお姉様方の一人に、

あれよ、あれよ、と言う間に前掛けのようにドレープがかけられ、

次々とカラードレープをのせられ、パラパラとめくられ・・・それはそれはミラクルな手技で、

魔法でもかけられるのかと思ったほどでした。


そして、もう一人が、

「エクセレント、グッド、うーん・・・うーん・・・グッド・・・」と判断。


診断結果は「スプリング」。

カラーチャートブックを渡されて、

そこにエクセレントなら金色のシール、

グッドなら銀色のシールが貼られていました。


一緒に診断を受けた同期の彼女は、社内で有名な美女。

彼女が何の季節だったかしら?忘れましたが、渡されたカラーチャートブックは

「エクセレント」だらけ!


私は・・・エクセレントが3つくらいしか無かった。

(しかも「うーん」というのは、たぶん似合わないと言いたいのに言えなかったっぽい)


「これって、似合う季節を選んでも、それでもなお、私に似合う色はこれしかないってこと?」

と、とっても落ち込んだのを覚えています。


もともと、自分の容姿にひどく自信の無かった私でしたが、

この日を境に、

似合う色を選んで、自分に自信を持とう!!と気持ちに区切りを付けていたのです。

しかし、そのはずが・・・

これによってますます自信喪失、自己否定感満載に。泣きたい気持ちでした。


さらに、さらに、お姉様方が選んだ「エクセレント」の色は、

私を一層落ち込ませたのです。

肌の黄色みが強く、幼い印象をコンプレックスに思っていた私にとって、

彼女たちの選んだ色は「元気で若々しい」という理由でコンプレックスを助長しました。


確かに、今、ここまで学んでも、それらの色は客観的に元気で若々しい印象を

与えたい場合に適した色です。

けれども、当の本人である私が、全くそんなことを望んではいないのに、無視されています。


1万円以上払って、自分が嫌いになりかけた。


そう、

これが、私が「いつか、将来、絶対に、絶対に、パーソナルカラーを自分の手で判断する!」と

心に誓ったきっかけなのです。


ちょうど今から1年前、この誓いを実現するために

勉強を始めました。


日本パーソナルカラー協会の理事長であるトミヤママチコ先生は、

「似合う・似合わない」という、この主観的な判断よりも、

色が保有する、誰が見ても変わらない特性の客観的な判断を大切にしていらっしゃいます。


それが、私が、カラー判断をする他の協会ではなくて、

日本パーソナルカラー協会を学びの拠点として

選択した理由です。


似合う・似合わない


ではなくて、自分自身が、自分自身を好きでいられるように、

なりたい自分でいられるように、サポートしてくれる色の存在


それはきちんと基本を学ぶか、さもなければ、訓練された人にアドバイスを聞いて、

その上で自分で選んだほうがいい。


だから、私はモジュール3に合格し、晴れて「パーソナルカラーアドバイザー」として

スタートをするにあたり、


客観的できちんとした判断をお客様にしていきたいと思っています。

そのお客様が、この色をまとえば、このような印象になる、それを判断する

アドバイザーでありたい。

そして、「だから良い」のか「だから避けたい」のか、はお客様が決めていいと思うのです。

私は、それをお手伝いする人でありたいです。


あなたのお洋服でパンパンのクローゼット、

枚数はあるのに着るものがないクローゼット、

なんだか片付かないクローゼット、


お持ちのお洋服を大切に、大好きなお洋服を改めて選んで、

使いやすく収納するお手伝いさせて頂くサービス、ぜひご利用ください。

ハロウィーンのためのテーブルコーディネート

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。


ハロウィーンが近づくと、なんだか子供のような

ワクワクした気持ちになります。


お家の中にはオレンジと黒の小物をちりばめて、

この季節とクリスマスだけは、家の中が

雑貨屋さんのようになります。


これは、ハロウィーンランチのための

テーブルコーディネート。


テーブルを賑やかす小物は、かれこれ20年ちかくかけてちょっとずつ、ちょっとずつ集めてきたもの。

でも、そのほとんどには、友人や恩人との思い出が潜んでいます。


どれかを手に取ると、誰かの顔が浮かぶ・・・

そんな小物ばかりです。


思い出話をしながら囲むテーブルは、いつもより特別な秋のテーブル。

究極のアイメイクは?

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

いつもかけてるメガネ、これは猫の茶トラみたいな

丸いメガネ。

 

左の写真は、少し緑みを帯びたアクアブルーのメガネ。

 

それから、明るいパープルのメガネと、

 

太枠の赤と黒のメガネ。

 

いくつか持っている中で、度々登場するのがこの4つ。

私は、それほど視力が悪いわけでもありません。今のところ、まだ老眼鏡もいらないみたいです。

だけど、明かりに過敏なのかなんなのか、明るさによって乱視のような症状が出るので、ちょこっとだけ補正出来るレンズにしてあるのがほとんどで、それ以外はブルーライトカットなど。

基本的には JINS とか眼鏡市場みたいなところで、手ごろな価格のモノを探します。

 

私がメガネをかける理由は、目の見え方の補正はもとより、

顔自体の印象を補正(?)するのが目的(目標?)です。

 

ちょっとくらいなら目が腫れぼったくても、アイライナーやアイシャドウがなんとなくしっくりこない日も、

メガネのフレームを通したらけっこう大丈夫!

 

それから、顔色の調整のためにかけていることも多いです。

 

そう。メガネは究極のアイメイク!!

 

茶トラのメガネはベーシックなタイプなので、かけていても、私に対してとくべつ強い個性を感じさせずに済み、

初対面の方とお会いするときや、学校の保護者会などで利用します。

 

けれども、たまに、顔色がとてもさえなかったり、疲れてくすんでいるとき、

ベーシックな茶トラのメガネだと、「お疲れですか?」「気分がすぐれないのですか?」などと聞かれてしまったり

自分でもとっても違和感があり、洋服がとことん合わないと感じます。

 

こんな時に、アクアブルーのメガネやパープルのメガネをかけると、すこし肌に透明感が増して見えます

また、顔全体も収縮して見えるので、むくみが目立ちにくくなるようです。

 

赤と黒のメガネは、コントラストがはっきりして、血色もよく見えます。

しかも黄色みのない赤なので、肌も白く見えます。

お店で見たときに、一目で気に入って買いました。

元気のない時に、元気そうに見えるデザインだし、社交的に見えるデザインです。

私の所有するメガネの中で最も高価なメガネなのですが....これには、ちょっと余談ですが。

 

購入前、お店でこのメガネを手に取って考えていると、

 

「あー、お客様、お目が高い、このメガネ(当時)都内銀座で入手困難なモデルです。

しかも、この色違いで白を、木村拓哉さんがおもちなんですよ!」と、もみ手をせんばかりに近づいてきた店員さん。

 

私はちっともかわいくない性格なので、都内で流行っていようがいまいが、自分が気に入るかどうかでしか判断しないので、そんなことどーでもいいのです。

しかも、木村拓哉さんはそりゃ超絶カッコイイですが、私の生活とほぼ全くかかわりがなく、同じものを所有したいとかは、やっぱりどーでもいいのです。

 

要するに、余計なお世話。私に似合うのか、私に必要なのかという真実だけを知りたいのです。

(こうやって書き出してみると、なんとこの店員さんは信頼できない販売員なのでしょう!!)

注)このメガネは前出の2店とは別のお店で買いました。

JINSと眼鏡市場の店員さんのことではありません。

 

お目が高いか低いか、も続いてどーでもいい、のですけれど、

「私が気に入った」ので買いました。

 

それから、数日後。

テレビを観ていると...どこかで見たような???

 

わお!このメガネったら、フードスタイリストのマロンちゃんとおソロじゃん!!!

あの店員、どうして色違いのキムタクより、全く同じマロンちゃんの名前をださなかったのだろう?(笑)

好きな色だけ並べたら・・・

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ


私には小さい頃の忘れられない思い出があります。

小学生くらいのときの、美術・・・いや、図工と呼んでいましたね・・・の時間の思い出。


お話を聞いて、そのシーンを絵に描く、という授業でした。

もうすっかりお話は忘れてしまったけれど、ある男の子が、崖の上に勇ましくスッと立つ、

美しいシカの絵を描きました。

その構図はすばらしくスマートで、上に引き上げられるような構図で、勇気と孤高と悲哀に満ちた、

なんとも言えない姿が描かれていて、小学生の私には、それを表す言葉が当時はまだありませんでした

けれど、あまりの素晴らしい絵に感動を覚えた・・・少なくとも当時の私にとって、生まれて初めてのアートに対する感動だったと言えるでしょう・・・そういう体験でした。


構図もさながらですが、実は、その彼の描いた作品に塗られた色が、一層私を感動させたのです。

シカが緑色に塗られていたのです。

それが、黒ずんだ崖と、周辺の深い森の色と調和しつつも主張していて、

お話の緊張感が的確に表現されていた、のです。今でもあの絵は、私の脳裏に鮮明に焼き付いていて、

思い出すたびに感動が蘇ります。


ところが、これには、思いがけない事実がありました。私が絶賛すると、彼はこう言いました。

「ボク、シキジャクなの。緑と茶色が分からないから、こうなっちゃったんだ。」と。

・・・シキジャク?? 初めて聞く言葉でした。それから彼は、シキジャク、つまり色弱について

私に説明をしてくれました。当時の私は、それでも、こんなに感動的な絵を描ける才能のことなんだね、と認識したのを覚えています。


今になってみれば、自分の無知を恥ずかしく思うと同時に、

緑と茶色の見分けが難しかったために生まれた、色彩の調和だったのだと分かります。


そして、この事は、私が生まれて初めて「カラーユニバーサルデザイン」というものの必要性に生で出会った瞬間でした。


「カラーユニバーサルデザイン」というのは、「異なった様々な色の見え方をする全ての人に同じように正確な情報を伝える事が出来る色使いやそのようなデザイン」と言えばいいでしょうか。


前出の彼が、もし、茶色い看板の中に、緑色の文字で情報が書かれていたら、その情報を認める事が難しいのです。

彼の色の見え方がもたらした、芸術的感動はどんなに素晴らしくても、それが万一、命や安全にかかわることだったら・・・大変恐ろしいことです。


色弱者は、日本人男性の20人に一人、女性の500人に一人いらっしゃると言われています。

大切な情報を同じように共有するために、見分けやすい色使いをすることが求められるのです。


先日の色彩学会の際に、いろいろなメーカーさんが自社製品を案内していらっしゃいました。

その中に、「Eaga(イーガ)」という商品名のカラーユニバーサルデザイン支援ツールが紹介されていました。色弱の方が見分けにくい配色を見つけ出すためにつくられた特殊なメガネです。


私はこちらのブースにお邪魔して、この「Eaga」を試させて頂きました。

見本に置かれたパンフレットや書籍の図・・・このメガネをかけてしまうと、情報の図の見分けがまったくつかなくなってしまうのです!ある自治体の防災マップの危険情報など、メガネを通す事で、どこが危険で、どこが大丈夫なのか、さっぱり分かりません!


また、夏には著名な先生の研究室にお邪魔して「加齢黄斑変性」を体験出来るメガネというのも試させて頂きました。「加齢黄斑変性」というのは、加齢により、ものが歪んで見えてしまったり、中心部分が黒ずんだフィルターがかかったようになって見えにくくなったりする症状のことです。もちろん、色が変わって見えたりして、まわりの情報との区別がつき辛くなることも。


え、これ、冗談ですよね??と、思わず言ってしまうほど、見えにくいのです。


つい、つい、好きな色を、好きなように配してしまうけれども、近頃の甚大な自然災害などを考えると、

カラーユニバーサルデザインについてももっと理解したいと感じずにはいられません。



日本色彩学会に参加して。

今回の学会では、金曜日にプレイベントとして、米沢市の文化課課長でいらっしゃる村野隆男様を講師に迎えて、米沢市の長い歴史の中からピックアップして市の宝物や遺跡にかかわる講演がありました。

村野様は、東京国立博物館などを経て米沢にいらした方で、今流行の刀剣のご専門家でもあります。

ま た、わたしにとっては恩師ともいえる方。今から5年以上前に米沢市の観光協会が開催した「ガイド養成」を目的とした6回シリーズの講座に参加して「受験勉 強か!?」というボリュームの歴史を学びました。その時にひとつの講座をご担当されたのが村野様で、このご縁がきっかけとなって、私は今もこうして楽しく 歴史ある米沢を楽しんでいるわけです。久しぶりに聴く、村野様の講演は、本当に楽しくて興味深く、これほどまでに米沢をよくご存知で、米沢のことをこれほ どまでに真剣に考えていらっしゃる方はあるのかしら、とも思うほどの方なのです。


また、初日の夕方からの交流会では、

パーソナルカラー協会理事長であるトミヤママチコ先生と、

理事の真田先生、沼上先生とお話させていただく機会に恵まれました。

先 生方が会場に入っていらしただけで、空気が変わるほど華やかでポジティブなオーラをまとっていらして、とてもお美しいのですけれど、心から色のことをお好 きでいらっしゃるのだということや、パーソナルカラーの未来についてのお考えなどを伺い、ますます憧れてしまいました。


他にも、目の構造的なことや遺伝子や、眼科治療にかかわる研究をされている方、照明について研究されている方、食品やインテリアについての研究をされている方、動物や、花火や、キャラクターや、年齢や…さまざまな要素が「色」の研究となっていて、そういう方々と交流する機会を得られたことが素晴らしい体験でした。


私は、本当は、いろいろな方がたくさん見える立食パーティーがあまり得意ではありません。

初めてお会いする方と、何をお話ししようかと思うと、ますます緊張して、あたまが真っ白になってしまいますし、

こういう場でいただけるご縁は、とても素敵な方ばかりなので、自分の至らなさや小ささを感じて落ち込みそうになってしまうこともしょっちゅうです。


けれども、落ち込んでばかりではますます小さく縮んでしまいます。頑張って、リラックスできるアロマの力なんかも借りて、なるべく大勢の方とお話しできるように努力しています。

やはり、素敵な方とお話すると、私もいつか、少しでもこういう方々に近づけるように成長したいと思えますしね。


「日本色彩学会 全国大会」が開催されました。

第46回日本色彩学会全国大会が、米沢市にある山形大学工学部にて開催されました。

全国から、色についての研究をされている専門家や研究者が大勢集まり、最新の研究について

発表・講演されました。開催側となる研究室でアルバイトしていることもあり、準備段階から微力ながらお手伝いもさせていただいた上で、参加させていただきました。


え?私のお手伝いですか?

写真左の大きな立て看板に、ビニールの雨合羽を着せたのは私です。

こういうガテン系のお手伝い、実は得意です!!(笑)


複雑な数学が並ぶような研究は、私にはわかりませんけれど、「色」という学問領域は、実に幅広く、

好奇心がいくらあっても足りません。

とくに、私は、景観色彩やユニバーサルデザイン、ファッションやメイク、インテリアに関する色の研究に

興味があり、それらの発表を時間をかけて拝聴・拝見いたしました。


「色って、こんな感じよね」「色ってこういうイメージ」と、語られがちな「色」ですが、こういう主観的であいまいな

表現だけでは、大勢の人のこころを動かすことはできません。

その「感じ」には、ほぼ万人に共通する認識、というのもあるのですが、それらは、きちんとしたデータなくしては

唱えられないことを、こういう場にいさせてもらって痛感しています。その伝えるすべや、研究の手法について、たくさん教えていただきました。


いくつになっても、勉強ですね!



紫陽花

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ」を提唱する快適空間コンサルタント 山内陽子です。


日曜日、早起きして庭仕事。


その中で、通行人の進路妨げになりそうだった、道路沿いの紫陽花の枝をカット。


毎冬、屋根から落ちる雪の重みで、

ギャフンとつぶれてしまう道路脇の紫陽花。

せめて負担を軽くしてあげたいので、

雪がふる前に背丈を切り詰めてあげるのですが、

昨年は間に合いませんでした。


おかげで、妙にペッチャンコからのスタートで、株全体がもっさりと広がって育ってしまいました。

道路の方へグタ〜っと・・・大丈夫かな〜?と心配したものの、すっかり大きくなって、満開に花を咲かせています。ただ満開の花の重みでさらに下にも広がってしまっていました。

見るからに夏バテ感のある出で立ち(笑)。


カットした枝は、こんなキレイに咲いているので、しばらく飾って楽しむことに。

左の花瓶は、試験管がつながったようなデザインで、好きな角度に変えられるもの。

ポンピドー・センターのコレクションにもなっている「ツェツェ アソシエ」デビュー作であり、代表作でもある

Vase d'avril(「四月の花器」)に似てるけど、もっとずっと安いもの。

豪華な花よりも、庭で咲いたちょっとずつの花や野草がアートのように楽しめるお気に入りです。



景観保護条例を考える

ようこそ「Studio die Sonne」へ

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

そろそろ帰路をたどります。

このあたり、局所的に思いっきり観光地化していて、たくさんのホテルやペンション、

カフェやレストランが並びます。

 

だけど、見て見て!

こんな風に、商業施設は全て「茶色い看板」を掲げています。

 

郵便局も、銀行も、看板が茶色。

セブンイレブンも、出光も、看板が茶色。

 

でもね、目立たないかなっていう心配はいらないんですね、

案外、ちゃんと見つかるんです。パッと目に入る。

 

数年前に、京都の厳しい景観保護条例が施行になって、わりと激しく賛否両論あって

ニュースになったけど・・・裁判起こすとか起こさないとかそんなでしたね・・・

会津地方のコレを見ている限り感じるのは、

 

人間は、色情報も重要かもしれないけれど、意外とマークの認識による影響が強いのだな〜と

いうこと。

色より形状で記憶している事って多いのかもしれない。

 

「手紙をポストに投函してね、と頼まれたのだけど、ポストがいっこうに見つからない。

ほとほと困って人に尋ねたらば、そこにあるよと指差された。実は目の前にあったのだが、そのポストは赤くなく、茶色をしていた。ポストは赤いもの、という既成概念にしてやられた」

 

という内容の文章を前に読んだ事がある。

色が変わると人は記憶情報が混乱するのか、

それとも、それより形状記憶が勝るのか、誰か教えて下さい。

 

ところで、みなさん、

全国にはこんなにたくさんの景観条例があるのをご存知でしたか?

私は今回調べてみて初めて知りました。ビックリの数です。整理収納 片付け 福島 山形 米沢

みんなちがってみんないい!

ようこそ「Studio die Sonne」へ。

快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

「みんなちがってみんないい」という簡単ですが心に残る、金子みすずさんのこの作品「私と小鳥と鈴と」が数年前に流行りました。

大正から昭和にかけて活躍した詩人である金子みすずのこの詩がなぜ平成の世の中で再び注目されたのか?

一言で言ってしまえば、「個性を尊重しましょう!」という事につきるのでしょう。小学校教育の現場(国語や道徳)で採り入れたところも多いようですが、暗唱させることよりも、この詩を本当に味わったかどうかの方がより大切ですよね。

 

人って、自分と違う考えをもっている相手より、自分と同じ考えをもっている相手の方がラクチンなんですよね、どうしても。

「え~っ!?そうなの?ちがうでしょう?!」と言われるよりも、「そう、そう、そうだよね♪」と言われる方がそりゃあストレスがかかりませんもの。

 

なぜでしょうね。

「え~!?」なんて言われると「うん、違うの。素敵でしょ?うふふ♪」ってケース少なくないですか?

どちらかといえば「え~!?」を聞くと「え?変?大丈夫?やめたほうがいい?」と不安になってしまう人が

多いような気がします。

 

全部同じじゃキモチワルイし、刺激がない!ということは理屈ではわかっているけれど、

周りの目が気になってしまう日本人って協調性が高い・・・といえば聞こえが良いですが、

どうも「人と違うことを良しとしない」風潮がなきにしもあらず。

 

ムダに長い前置きになりましたが、

ある方の研究講演会を拝聴しました。

 

インテリアの色の好みについて研究をされている女性博士のお話でした。

 

難しいことは私にはわかりませんでしたが、

日本のインテリアの色の好みは、圧倒的に白を好み、続いてクリーム、ベージュ、アイボリーなど(←結局白系じゃん・・・)や茶色の傾向があるそうです。

一方で、諸外国の方の好みを調べると、実にさまざま。色もパターン(模様)も採り入れる人が多い。

 

そして、その背景には、どうも子供のころの芸術教育がどのようなものであったか、が

関係しているらしいこと、

 

大人になった後も人が示したものからの影響をうけてしまうようだ、ということ。

(事前に自分の好みを表現した後に、まったく違うインテリアのモデルを提示すると、その結果、

そのモデルイメージの影響を受けてしまうらしい、ということ。)

 

やっぱり、協調性が・・・・高すぎ...なんですかね。

 

これ ↓ 書こうかどうしようか迷ったのですけれど、書いちゃえ(笑)!

 

とある雑誌のインテリアの読者投稿募集ページに書かれていた一行。

一語一句ちゃんとは覚えていないのですが、投稿する写真は流行のインテリアのものを、

と添え書きされていたのです。流行のインテリア・・・くつろぎの場も、ファストファッションのように

トレンドに合わせて・・・自分の好みじゃなくてトレンドに合わせるの?と大きな?が浮かんでしまいました。

 

前からずっと不思議でした。

その雑誌に載っているほとんどすべてのお家がみーんな似ているんだもの。

色使い、小物使い、ソファは○○の、とか。どーりで、です。

「他のはダメ」なの???

 

お家はとってもパーソナルな部分。それを流行で、なんて・・・

 

このブログを読んでくださっている方はご存じだと思いますが、カバーページの写真は

我が家のダイニングです。はっきり言って、ぜんっぜん、トレンドじゃないと思いますよ、少なくとも

上記の雑誌に言わせると。だけど、私も家族もこのスタイルが好きなの。

もちろん、同じスタイルでも時代によって多少の変遷はありますよ。

暮らしている私たちも、マイナーチェンジはしています。

けれど、基本的には、

どんなにライトな家具が流行っても、

アーティスティックな家具が爆発的に売れても、

私たちはこれが好き。

 

だけど、ライトな家具が本当にお好きでそろえていらっしゃるならば、そこにその方らしさを

感じて好感がもてるし、アーティスティックな家具に囲まれた空間も素直にカッコイイ!と感じます。

 

みんな違ったっていいのに、ね。

 

「なにこれ、超ストレスぅ~!(-"-)」なんて言うとイヤ~なイメージが

ありますが、ストレスって「(-"-)←こんなの」とか「(-_-メ)←こんなの」とか「(>_<)←こんなの」だけでなくて

「ヽ(^。^)ノ♪←こんなの」もストレスと呼ぶことをご存知でしたか?

 

ライフイベント(=人生におこる様々な出来事。人の生死にかかわるような大きなことばかりではない)そのもの

が人間にとってはストレスであり、悲喜こもごも、いずれであっても度合が大きければ心身は疲弊します。

ハッピー度合が高すぎても、人間って、負担がかかるのですよ。

でも、そういう負担が全くないと、実は人間は生きてはいけない動物なのです。

 

ストレスがかかった結果、何かを体験し、それを脳裏に収めて学習するイキモノなので。

 

結局、生きていくうえで、ストレスが必要ならば、

人と同じじゃないと不安になっちゃうストレスより、

ちょっとくらいなら、「え~!?」って言われるストレスの方が、

わたしはいいなあ。

 

 

みんなと同じじゃなくっても良いよ~!

そういうキミが丸ごと好きだ~っ!

(みんなが照れて言ってくれないなら(笑)、自分で自分に言っちゃえ~♡)

Studio die Sonneは、人と違ってもいい、貴女だけの快適空間を探すお手伝いをします。

 

 

私たちの色。

今日の福島は午後から本格的な雨。

きっと、この雨を境に春が全盛を迎えるのだと思います。

ちょうど桜が見頃の福島ですが、この後GWに向かって一気に華やかになるのでしょう。

 

毎年、春と秋の年に2回、なぜか忘れず思い出すことがあります。

 

もうかれこれ、15年近く前のこと。

コロンビア人のベアトリスのこと。

 

友人の紹介で知り合った彼女とは、毎週(木曜日のことが多かった)夕暮れ時から

スターバックスとかメンバーの誰かの家に集まって、数時間をおしゃべりに費やしました。

他の子もラティーナで、メキシコから来た子とエルサルバドルから来た子、コスタリカから来た子がいて、あとは私たち日本人が4人。機関銃のようにしゃべりまくる女子会。

 

当時、ベアトリスは、新しく家を買ってDIYに熱中していました。

まだちっとも出来上がらない家に、そうそうに招待してくれました。

 

あちこちに工具やペンキが散乱していて、彼女がダンナさんと選んだ

インテリア小物や、取っ手とかがいくつも置かれていて。

ひとつ、ひとつ、本当に大切に考えて選び抜いたんだな〜ってわかる物ばかり。

 

「ごめんね、足下気をつけてね。あ、これにぶつからないでね、こっちよ・・・」なんて言いながら

家の中を案内してくれました。ぶつからない様に気をつけて、と言われたのは

デコレーションとして置かれた、丸くて大きな複数の陶器の壷でした。

 

ところどころ、まだペンキが塗りかけだったり、似たような色をいくつか並べて

試し塗りしてあったり。

2階につながる階段部分もまだ塗装の途中。そこから廊下へ。

 

写真がいっぱい壁に並んでいました。

ほとんどすべてモノクロ写真(だったように記憶しています)。

家族みんなの写真。お父さんの写真、お母さんの写真、従兄弟の写真。

これは、主人の・・・と、写真の一枚、一枚について説明してくれました。

家族を愛おしそうに。

 

ふと見ると、とても素敵なカーテンがかかっていました。

 

お家が全体的に、ベージュ系というかイエローオーカー系を中心に、

ところどころオレンジがかった茶色とか焦げ茶とか

乾いた大地を思わせるカラーパレットでした。


カーテンもそういう種類の色み。

 

ワントーンでナチュラルに傾きがちなのに、

とてもエレガントな印象なのは、彼女のセンスによるところでしょう。

なんでも、自国に帰って取り寄せた布なんだとか。

 

「素敵なドレープね」と褒めると、

 

「ねえ、この家のインテリアカラーを、土っぽいとか思う?

Yokoもこれ、素敵だと思う? 嬉しいわ。」

 

そして、こう続けました。

 

「これね、なんて言うのかしら、スモーキーというかこの乾いた土っぽい…

…そうだわ、アーシー(EARTHY)というのがいいわね、きっと。」


適切な言葉を珍しくゆっくり選んでいる様子だったのは、彼女なりのゆずれないこだわり

だったのでしょう。


さらに続けました。


「これらの色は私たちの故郷の色なの。自然の色、太陽の色、木の色、大地がこの色。

私たちはこれらの色があると、とてもリラックスして安心するのよ。

アメリカの色じゃないわね。うん、アメリカには無いわ、違う。

Yokoの日本も自然の色が好きでしょう?

でも、たぶん色みが少し違うんじゃないかしら。

どんな感じ?」

 

サラリと聞かれたその質問が、実は衝撃的だったのです。


「私の国の色・・・」

 

こんな風にして、日本人である私が、しっかり日本人らしさを見つめ直すきっかけに

なった出来事です。

 

美しい四季がある、美しい日本の、私たちの色って何色でしょう?

 

あの時、一瞬、畳や障子の色を伝えようと思ったけれど、私の生まれてからの

生活って、そんなに純和風じゃなかったよね・・・と迷いが生じました。

 

なんとなく彼女の色は、秋の色。

私の(日本の)色は春の色。


そんな風に思ったけど、直後に「違う」と感じました。そうじゃない。


彼女の色は…「彼女たちの」茶色は、

これから生命が休息する冬に向かう秋の色じゃない、

乾いたような色みだけれども、乾いて枯れてゆくのではない、

むしろ強大なエネルギーを蓄えて満された、これから潤う、はじまりの色。


そして、私たちの色は、もし春の、芽吹きの色ならば、

勢い良く芽吹くパワーが主張するのだろうけど、

日本の色ってもっと優しいように感じます。攻めない強さ。

 

2年ほど前に、再び彼女の家を訪ねたら、あの時の「工事中」の雰囲気は微塵も無く、

すっかり出来上がった「コロンビアらしい」設えの邸宅になっていました。

とてもエレガントな身のこなしで、でも15年前と変わらないフレンドリーさを

持って出迎えてくれました。とても素敵な女性です。

 

 

本物を見たい。(積分球見学)

カラーコーディネーターの勉強をしていたとき、

まったく見た事も聞いた事も無い物を理解して覚えなくては

ならず、苦労したことを覚えています。

 

きっと、この苦労、私だけじゃないはず。

プロが書いたテキストですが、読む側にしてみれば、

頭だけで理解する事は、知識としては足下グラグラ。

 

輝度計や照度計などの特殊な機器や文化的遺産や芸術品などなど

たくさんのものがテキストに登場します。

 

私は特に、具体的にイメージ出来ない物は記憶出来ないという頑固な脳みそ(?)の持ち主なので、出来るだけ本物を見られる様に

努めたものです。

バレエリュスの衣装なども、当時ちょうど都内で展示されたので、

わざわざ新国立美術館に足を運びました。

 

写真は測光装置のひとつ、積分球。

これもテキストに登場しますが、普通に生活していて積分球と聞いて、

「ああ、あれね!」とピンとくる方は少ないんじゃないかと思います。

 

ラッキーな事に、私は当時、国内外で積分球の本物を見学するチャンスに

恵まれました。日頃の行い良いのかもっ(うふふ♪)

あの不思議な物を見る前と見た後で、勉強への興味の強さがぐっと

変わりました〜。

 

つい先日、再びご縁があって、積分球を見せていただく事に。

 

真っ黒の部屋の中に設置されている、真っ黒の目玉ロボットのような

装置をパカっとあけると中は全面真っ白です。

酸化チタンや酸化バリウムなどを塗料に使って白く塗ってあります。

顔を近づけると遠近感が失われてクラクラします。ホワイトアウトの状態に陥ります。

この塗料のおかげで中に灯した光が、装置の中で反射します。

 

あ、でも気をつけないと。

うっかり髪の毛とかホコリとかがついたら測定結果に影響しちゃいます。

これまで見せてくださった方々は、みなさん白い手袋(しかも繊維のくずが落ちない素材)を

して作業していらっしゃいましたよ。繊細な装置です。

 

積分球のサイズは、様々で、直径・数十センチのものから、特別大きい物では数メートルあり

測りたい物に合わせたサイズの積分球が必要だそう。

写真のこちらは日本ではトップクラスに大きいらしいです。

 

特別に撮影許可を得る事が出来たので、ちょっとだけご紹介。

 

**********************************

積分球については、

「認定講師が教えるカラーコーディネーターテキスト&問題集2級」

桜井輝子・著 成美堂出版 ISBN978-4-415-21305-7   159ページ に解説があります。

私はこのテキストが特に分かりやすいと感じてお世話になりました。

または、こちらのホームページが分かりやすいと思いましたので参考にしてください。

 


次世代照明のハンガー


有機EL照明をご存知でしょうか。

これまでの照明は、光が線や束になって照らしますが、この有機EL照明は、面となって照らします。

LEDに次ぐ、環境に優しい次世代照明として、最先端で研究がつづけられている照明です。

山形県米沢市は、この研究拠点となっています。

写真は、米沢市にある伝国の杜という公共施設の中に展示されている、有機EL照明をつかった商品です。

「ハンガー」と呼ばれるもので、ルミオテックという会社で作られ、実用化されています。

 

これ、ずっと欲しいなあって思っています。

クローゼットや、収納庫の中にかけておくと、場所をとらないでいいんだけどな。

今日、専門の方のお話を伺いましたが、これ1つあると、一般的なサイズのお手洗いなら十分な明かりだそうです。夜中にトイレに起きても、まぶしくないからいいのだとか。

整理収納アドバイザーとしては、この未来感半端ない(←どこかのCMで見たフレーズ)ハンガーの

使い方を研究したい気持ちがムクムク・・・

欲しいな、やっぱり。

でも、まだまだ高価なの。

早くもっともっと研究が進んで、手の届く価格になるのが待ち遠しいです。

 

もう一つ、「バニティ」というかわいらしい名前で発売されている、鏡もあるのだけど、

お値段聞いてびっくり!頑張ってお小遣い貯めないと買えません。でも、いつか欲しいな。

でもね、このバニティは、まだデザインがビミョウで・・・その過程で・・・いろいろ突っ込みたい(笑)。

もし、ルミオテックの方が、これをご覧になっていらしたら、いろいろ言わせてくださーい!!!

 

グレーのカラーパレット

去年と今年は、グレーのタイツを多用しました。


左の写真を見てください。

これ、ほとんど全て「グレー」とカテゴライズされて

売られていた物です。


チャコールグレーは、他の色と合わせやすい懐の深い色だと

言われています。

他にも黒に近いグレーや、グリーンがかったグレー、

茶色と呼びたくなるようなグレー、ネイビーにも見えるようなグレー。

グレー系のタイツはとてもバリエーション豊か。


今までタイツやストッキングは、ソックスと一緒にくるくる丸めて立てて引出しに並べていたのですが、

この微妙な色の差を瞬時に見分けられる様に入れ替えました。

畳んだスムースな面が上を向く様に浅いトレイにひと並べ。

色温度を整える

室内と屋外で、色が違って見える事があります。


私が多いのは、コスメカウンターで選んだ口紅が、外に出た途端「これ、イヤ!」と思う経験。


他には、グレーやネイビーのタイツの微妙な色味の違いとか、ストッキングの肌色のわずかな色の差。


「足だけ妙に色白〜!」とか、「今日の足、ハワイ帰り?!」というほどの選び間違いはさすがにしませんが、なんだかちょっぴり洋服と合わない・・・そんな日はお出かけをキャンセルしたいくらいの気持ちになってしまいます。


確か、私の大好きな光野桃さんのエッセイだったと思いますが、

イタリアンマダムがストッキングの色を選ぶため、時間をかけて試着し、

お店の外に出たり、入ったりを店員さんと繰り返す様子が書かれていたのを思い出します。

日本のお店でこんな風にストッキングを選べるところを私は知りませんが、

出来るならそうしたい。肌色はとても難しい色です。


黒も要注意で、セットアップじゃないトップス×ボトムスとか、タイツ×靴なども、

外に出ると同じ黒じゃないので、黒一色のつもりが多色使いのような賑やかさ(?)に。


色を選ぶのに理想的とされる照明を、ご存知しょうか。

それは「北窓昼光」と言われるもの。

パーソナルカラー診断の際も、日中の自然光が入る所で、と言われますが

この「北窓昼光」は非常に安定していて正しく色を見分けられるとされています。


「北窓昼光」というのは、

  • お天気の良い
  • 10時くらいから14時くらいの、
  • 北の窓から差し込む
  • 自然光(太陽の光)  を、指します。

私は、似合う色選びやメイクをするための部屋の照明は、

この北向きの自然光と同じ色温度(K=ケルビンという単位で表します)に

なるような人工照明(電球)を取り付けています。

いつもは白熱灯の暖かみのある明りが好きですが、色を選ぶ作業をするときには

白熱灯の明りから、そちらの照明に切り替えます。


市販の蛍光ランプを参考にしてみると、

最も色温度が高いのは「昼光色」と呼ばれて約6500K。『D」記号がついています。

次に「昼白色・5000K・記号N」「白色・4200K・記号W」「温白色・3500K・記号WW」と

続き、最も色温度が低いのは「電球色」で2800K、記号は「L」です。


コスメの失敗

同じような口紅を何度も買ってしまったことがあります。


新発売が必ずしも似合うとは限りませんし、

売れ筋が私を魅力的にしてくれるとは限りません。

ましてや、今日着ている洋服が私の顔色を左右し、イメージを作り、

違う色の洋服を着ている明日の私には似合わないかもしれないとなると、

もう、どうしていいのやら。


信頼出来る美容部員さんに巡り会う事も大切ですが、

時々思うのは、デパートの照明が悪影響を及ぼすことも多いです。


コスメカウンターで、あれこれ試してみて、会心の一本に出会ったと

思いきや、お外に出た途端・・・え?って。


疲れが顔に出やすい私は、夕方になるとクスミが感じられて、

朝選んだ色が、なんだか違って見えたりします。


でも、この口紅たち、失敗というばかりではありません。

選んだときの私が思い出せる、言わば自分史のようなアイテム。


初めてお会いする方ばかりのときには、ベージュ系の物を選んでしまいがち。

これは、良い意味でも悪い意味でも目立たない様に、個性を出しすぎない様に。


大切な会議やプレゼンテーションが必要なときは、少しはっきりした色を選びます。

何か新しくチャレンジしたりして、節目をまたいだ時も、レッド系などで意思表示します。


ひとことでベージュ系とかレッド系とか言っても、並べてみると面白いほど

違うから、そうやって過去の自分を思い出して。

充分に私の演出に貢献してもらったあと、

気持ちに区切りのついた物は、ありがとうと言って手放します。

たくさんは、手元に残しません。成長、成長(笑)。



虹を採り込んで。

雪の降らない地域にお住まいの方には

信じられないかもしれませんが、

豪雪地域に位置する我が家は、真冬の間

自宅の一階部分が

すっかり雪に覆われてしまいます。


写真の左上に、ベース型の明るい部分があるのを

おわかりいただけますか?

これは、天窓の様に開いた雪の隙間から見える

空、なんです。

(つまり、その他の部分は雪の壁)


サンキャッチャーが南の出窓に下がっています。多面体カットのクリスタル製。

このおかげで、雪に覆われた真冬も外の太陽光を集めて、

室内にキラキラと美しい虹を映しながら、光を採り込んで明るしてくれます。


高さを調節してぶら下げると、室内のグッと奥側まで光が届きます。

白い壁に映る虹は、本当に美しく、眺めているだけで幸せな気持ちになります。

時々磨いたり、はずして流水ですすぐと、美しさが蘇ります。


見た目より重量があるので、留め具は気をつけて選びます。

サンキャッチャーの左奥手に見えるのは、アンティークのシャンデリアパーツ。

こちらが取り込む光もまた趣のある表情です。


私はあんまり詳しくないのですけれど、風水的にも良い事なんですって♪









ハンカチは白、と決めている。

10年ほど前から、ハンカチは「白」と決めています。


コレといった理由が、あるような、ないような。

もちろん、一斉に総取り替えしたわけでもなく、

段々に、なのですが、


きっとその頃から、自分が変わり始めているのを

なんとなく感じていたのかもしれません。


これを読んでくださっている方の中にも、

女性としてのステージが変わったり、

母としてのステージが変わったり、

娘としてのステージ、上司としてのステージ・・・もしかしたら、おばあちゃまとしてのステージを

獲得した方もいらっしゃるかもしれません。


特別に大きな変化は無いようなときでも、私たちはたぶん間違いなく成長し続けていて。

私のときも、何か特別なステージの変化があったわけではないのですが、

ある時ふと、「今までの洋服が似合わなくなったな」とか「今までの髪型がちょっと違う」程度のことを

感じたように記憶しています。


そんな頃、今まで持っていたハンカチの柄にも、何か言いようの無い違和感を感じました。

洗濯をする度、アイロンをかける度、感じたこと。

「こんな小物にも、私らしさってあるんだわ。私らしいって何だろう。」


「私の色」って何色だろう?


考えた事、ありますか?


ぜんぜん私もわからなくて。


でも、こうやって日々成長して変わってゆく自分を受け容れてくれる色って何だろう、と

考える様になったら、自然に白いハンカチを手に取る様になりました。

白いハンカチを手にした瞬間、自分探しにちょっと疲れていたことに気づき、

同時に一息つけたような安堵感を覚えました。


以来、ずっと「ハンカチは白」。


ところで。

「白」にも色々あります。

写真を見てもお気づきになるかと思いますが、いわゆる真っ白もあれば、ベージュがかった白や、

ピンクがかった白、グレーがかった白、などなど。

これが、ブラウスやシャツなどの場合、どんな白を選ぶかで、見せたい貴女を変える事が可能です。

きちんと見せたければ青みの白でクールに、優しいママに見せたければアイボリーなど、

肌の色まで違って見えます。

白でもしっかり個性が発揮出来ます。


白は、控えめなようでいて、そうでもなかったりして?





日常の風景より


今日は、いつも雪景色の山形を出て、県外風景です。

お天気がいいので徒歩でお散歩してみました。


3枚の写真、どれも、直線にくっきりと

色が塗り分けられている風景なんです。


こんなこと、今まで一度も気にした事が

なかったのだけど、冬で空気も

澄んでいることも手伝って、

とてもスッキリと爽快な気持ちになりました。

世界の車窓から(東北編)?

今日は暖かくて、すっかり国道の雪が解け、

路面が顔を出しました。

毎日の様にこの美しい自然を目にしながら通勤出来るのってとてもありがたい事だと思います。

 

(・・・と、言った事を取り消したくなるくらいひどい道路状況になることもあるのですけれど、ね😓・・・吹雪、とか。何度遭難を覚悟したかわかりません。)

 

黒々とした木々の枝ぶりと、山の稜線、

空の色は濃く青い。*1

果てなく変わりゆく雲の様、

それをつなぐ様に地を覆う雪。

自然の創る色の無限の様を、これからもアップしていきたいと思います。

 

*1:ここの空の色は、東京の空の色より全体的に濃いんですよ。

夕焼けも赤が濃いです。←今度撮っておきますね)

 

トンネルの中のライトとヘッドライトがつくるオレンジ色。出口の明かりを未来を灯す明りに例えたりして・・・

両脇に積み上がった雪が汚れてくると、春が近づいている事を感じます。


FARROW&BALLのペイント

東京・渋谷にある、オルネドフォイユに行きました。


このショップの世界観が好きです。


遠くに住む様になってからは、ネットショッピングでお世話になっていますが、今回はどうしても実物を見たかったものがいくつかありました。


その一つがこちらのペイントの色。


かねてより、家の一部をペイントしたいと考えていますが、このFARROW&BALLの色味が他のものにはないくつろぎ感を与えてくれる気がして、ここのペイントを使おうと決めています。

ただ、遠隔でカラーを決めるのは勇気がいります、いや、出来ないです、そんなこと。


色は、面積効果により、サンプルを見ていても実際に仕上がると、その色の特徴が強く現れます。

明るい色は、より明るくなるので、想像するのは困難ですし、出来るだけ大きなサンプルを見るか、実際にある程度の面積塗ってみる必要があります。


加えて、光の当たり方や方向によっても違って見えますし、誤差みたいな色味の違いが大違いになってしまいます。


それなのに、ネットショッピングで色を選ぶなどという事は博打打ちのようなこと。

これについては、実際の色とモニターの色の差がなくなる科学技術の発達を心待ちにする事にして、

今は足を運ぶしかありません。


あーでもない、こーでもない、と相談させていただきましたが、スタッフの方がとても親切に相談にのってくださいました。やっぱり行ってよかったです。

これか、これ、と色の候補を決めてカラーサンプルブックも頂いてきました。

決定したらお店から郵送で送っていただけることになりました。


ペイントするのは雪がとけて春になってから(寒くて十分に換気できないので)です。



 


おにはそと。

節分。


毎年この日に我が家の玄関に飾られるのが左の

「赤鬼さんと青鬼さん」

です。


とっても怖いはずの鬼だけど、

とっても可愛らしいと思いませんか?


皆さんの中には、小さい頃「泣いた赤鬼」という

絵本を読んだ記憶のある方も多いのではないでしょうか。

この泣いた赤鬼の著者である浜田広介さんは、山形県の出身です。

県内には浜田広介記念館があり、そこで「泣いた赤鬼」を始めとする様々な作品を鑑賞することが出来ます.この記念館を訪ねたときに大変気に入って買い求めたのがこちらのお人形です。


紙粘土で作られていて中には多分、瓶が芯で入っているらしくなかなか重量があります。

すべて手作りで、ちょっとずつ表情も違います。施設の方が作られたと伺っています。

こんな可愛らしい鬼は外に追い出すのがためらわれます。

トミヤママチコ先生の講演会

東京・千駄ヶ谷において、NPO法人日本パーソナルカラー協会のトミヤママチコ理事長の出版記念講演会がありました。

 

 さらなるステップアップを目指し、カラーの勉強を続けていますが、ごく最近出版されたこちらの本「ThE ・パーソナルカラー」がとてもわかりやすく実践的で、早くも本に年季が入ったような状態まで使わせていただいています。

本、なのですが、写真の左上に見える様に大きなカード状のテストカラーが(もちろん厳選された色味で)ついていて、裏には詳しい解説があります。

テキストで勉強しながら、このテストカラーで実践する、という方式で初心者からベテランの方も使えるものです。いままでどうしてこういうのが無かったのかしら、と不思議なくらいの使いよさです。


 この本の出版を記念する行事が前出の協会主宰で行われ、ぜひとも理事長のお話を直接伺いたいと思い、出かけてきました。


この協会をここまで発展させた素晴らしい方なのですが、本当に色の事が大好きでいらっしゃって、

常に常に私たちのずっと先頭を走り続けていながらも、私たちにも寄り添い受け入れて行こうとしてくださる寛容さのあるステキな方でした。


理事長の講演に先立って、こちらの分野で大変ご活躍されている海保麻里子先生の実体験にもとづくお話もあり、とても勉強になりました。

 このイベントには海保先生のように実際に長年ご活躍のアドバイザーや認定講師の方もたくさんみえ、雑談の中から、着こなしの中から、たくさんインスパイアされてきました。

また、ちょうど同じ所まで勉強の進んでいる方ともお友達になれて、心強く励まされました。


最後にはトミヤマ理事長から本にサインを頂くことが出来ました。

ひとりひとりの顔を見て「○○さんね。」といいながら声をかけてくださいました。

さあ、これからもしっかり勉強します!