暮らしのダウンサイジング

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ×カラー」を提唱する快適空間コンサルタントの山内陽子です。

 

 

アメリカの人気テレビ番組に「House Hunters」という、一般の方の引っ越したい需要に、不動産屋さんが応じて3つくらいのお家を紹介し、そこから気に入れば買うというロングラン番組があります。

 

海外バージョンもあり、正解中の不動産事情を知れて面白いです。

オーストラリアでも放映されていて、その特別バージョン「Tinu House Hunters」というのをやっていたのでついつい見入ってしまいました。

 

タイニーという通り、「小さいお家を探している人」に応じるのですが、最近は需要が増えているみたい。

お家は「大きければ大きいほど良くて、モノは欲しいだけ買い求める」時代から、確実にかわってきているのですね。

私の知り合いにも大きなお屋敷から、小さなお家にダウンサイジングした人がいますし、

今日の番組でも、お子さん2人が大学に進んで家を離れ、ご主人とは離婚されて、大きすぎる家に暮らすのは大変だからと、トラックで牽引出来るログキャビンのようなお家を買った女性の話でした。

 

ダウンサイジング…モノに溺れず、必要なものを選び残して楽しく暮らすことで見えてくる幸せにいち早く気づいた方の満面の笑みが印象的でした。

 

仏教用語だそうですが、「小欲知足(しょうよくちそく)」という言葉を思い出しました。

欲は小さく、足るを知ると、手に入るのは、番組の中のあの女性のような笑みかな。