振るなー!0.05 ML

ようこそ「スタジオ・ディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ」を提唱する快適空間コンサルタント 山内陽子です。


つい、Blogの記事に載せずにスルーしていた大切な事。

アロマテラピー基本の「き」についてお話致します。


近頃、アロマのレッスンで、よく言われます。


「センセー、これ、出てこない!」と。


なにが出てこないかというと、精油(エッセンシャルオイル・以下同様)が

ボトルから、出てこない、のですね。

だからといって・・・

手首の運動よろしく振っている方、これ、振ってはダメですよー。


ここで

「へぇ〜!」の発言率、意外に高し。


これにはちゃんとした理由があります。


右の写真をよーく見て下さい。

よーく、よーく、目を凝らしてみると、二重丸に見える外側の枠と内側の枠の間、

向かって右の方に、黒い部分がありませんか?

これが、精油の出口です。


精油を使うときは、この精油の出口を下になるように持ち、

左の写真のようにして、静かに、かつ、根気強く、待っていて下さい。


なんと、このボトル、正しい方法で滴下されるのを待っていると、

ちゃんと1滴が「0.05㎖」で落ちてくるように作られているのですよ〜!

 *全ブランドを確かめたワケではないので、ご注意ください。不明な場合はメーカーへお問合せ下さい


アロマクラフトでも、飾るだけなどで、特別神経質になる必要が無い場合なら

ともかく、お肌に直接触れたり、化粧品を作ったり、お風呂に入れたり・・・などの場合

には、特に注意しましょう。


この0.05㎖をしっかり守る事で、レシピの濃度が決まり、

より安全にアロマテラピーを楽しむ事が出来ます。


アロマテラピーは、天然の素材だから、安心安全大丈夫!と思っていらっしゃる方は

いらっしゃいませんか?


アロマテラピーは怖い物ではありませんが、天然の、自然のエッセンス

だけに、底知れないパワーも持っています。


正しく使って、正しく楽しむのは、大自然も、エッセンシャルオイルも同じです。


なので、どうかどうか、焦ってボタボタ振り入れないで下さいね。


特に寒くなるこれからの季節は、

寒さでトロミが増したり、固まってしまう種類の精油もありますので、

ますます「出てこなーい!」が連発されそうですが、

そんなときは、すこし温めて、ゆるくなるのを待ちましょう。


ホホバオイルも同じです。

肌馴染みも良いので、

アロマテラピーのオイルとして最も一般的なオイルですが、

冬は固まってしまいます。


そんな時、私はアーモンドオイルを使用します。

  *もしもお肌に合わない方がいらっしゃったら大変!ちゃんとお肌に合うのを確認してから選んで下さいね。


今日、新しいアロマテラピーのクラスのために、アーモンドオイルを入荷しました。