安いか高いか、手放すか。

ようこそ「スタジオディゾンネ」へ

山形・福島より「整理収納×アロマ」を提唱する快適空間コンサルタント 山内陽子です。

 

例年より、ほんの少しだけ長い夏休みとなった山内家。

こんなに長く娘たちといられる夏休みは久しぶり~。

次はいつこんな日が来るんだろう?!と、思うと、ちょっとさびしい。子離れできない私。

 

そんなこと考えてるのもナンセンスなので、自分の気持ちを整理すべく、お家の整理~♪

 

以前、このブログで、「本がどうしても手放せない」と書いたと思います。

ここに、私の「モンダイのタネ」がある。

 

今までは「これからも読むし」「この人の生き方素敵だし。そばに置いておきたいし」って思っていた。

そして実際に何度も読み返したり、見返すと、くつろげて、安心出来て、また夢を見られるような。

そういう、お気に入りの本を手に取るときって、すこし「揺れている」とき。

 

生き方に揺れているとき、

決断が鈍いとき、

気持ちが不安定なとき、

いろいろうまくいかないとき、

 

ところが、どういうわけだか「この本から卒業しよう」って思える機会が増えてきました。

このチャンスを逃さず、ちゃちゃちゃっ・・・と、それらの本をカゴにストック。

 

前なら絶対手放せなかった本が、今回は「ありがとねー。もう大丈夫ー。」という気持ちに。

 

やるじゃん、ワタシ。

 

本って、自分の将来に不安があると手放せないのだと、ある心理学者がどこかの雑誌に寄稿していた。

そうかもねー、って思う。

誰かの文章=言霊ですね、に、同調したり、共感したり、代弁してもらったりすると、一人で立ってるより心強いんですよね。

自分の感性で気に入るということは、その作家や写真家、著者と寄り添ってる感があるのと似てるというか。

 

カゴのなかみは、合計61冊。ブックオフへGO!

しめて6700円。一割ちょっとを、安いと感じるか、高いと感じるか。

 

意外や、意外。

一生持っていそうな勢いだった本とお別れできて、スッキリ爽快。

「一皮むけた」気分に。

不思議なもので、自分のなかに、自信や希望が湧いてくるのを感じました!

 

理由は、「手放せたから」ではありません。

 

なんとも皮肉なことに、寄り掛かっていたあこがれの人たちが、私の「フタ」になっていたのだと実感。

天井がパカとあいて、また成長できそうです。

 

誰かを追い越して成長するには、そこから離れることも必要なのかもしれないですね。

 

あら、それじゃ同じね。

娘たちにも成長して欲しいから、子離れしなきゃ。