押入の整理収納(実践編)



ご家族3人が、それぞれに趣味をお持ちのお宅です。

押し入れ3カ所を整理収納。

(左上のスクロールする3枚がサービス前。右上と下2枚がサービス後です。)

 

このうち一つは何年もあまりアクセスしていなくて、中のモノも記憶が曖昧でした。

「えーと、この袋、なんだっけ?この箱は?」と奥様。

いえ、いえ、私にはわかりませんから〜。じゃ、あけてみましょうか(笑)。

 

けれども、華道をたしなむ奥様の、増えた花器をおさめたいから、と、思い切って

押し入れ全体を俯瞰して収納し直すことになりました。

 

この中に収まっているのは、華道の道具以外に、

絵画作品や、様々な手芸用品と材料、

楽器類などなど・・・

たくさんのグッズは、ご家族が文化的に豊かであることを象徴しています。

 

これはこれで素敵な事ですが、スペースは限られているので納めないと!

 

一番アクセス頻度の低いお部屋の天袋(写真右下)には、

今は飾らない絵画作品などをゆったりと収めました。

この時にブックエンドを使って仕切りながら立てて収納することをお勧めしました。

最初、ビニール袋に入れて積んであったのですが、絵も呼吸したいし、

積んでしまってあると、扉を開けた時に雪崩れてきたら額縁は危険!

 

大切な写真や家族との手紙はキレイな箱に収めてやはりこちらへ。

 

別の押し入れ(写真左下)は高さは無いのですが、奥行きがとても深いので、棚をいれることで

3段階に仕切りました。取手つきのボックスに趣味ごとに道具を収め、引き出せるように。

 

突っ張りポールで上の方に棚をつくり、カゴを並べました。

このカゴに小さな手芸道具やコード類を収めていますので、使う時はカゴごと。

 

そしてめでたく空いた右半分には、奥に引き出せる入れ物にいれた花器を。

手前には頻繁に使う花器をひと並べして出来上がり。

 

ひとつの押し入れ(写真右上)はガラガラになったので、

別の所で取り出しづらかった衣装ケースを収めました。

これなら小柄な奥様でも手が届きます。

 

押し入れの様に「どかん!」とした収納は、高さを区切るのと同時に、

奥と手前に区切るのもポイント。

キレイで使いやすくするためには、直線に区切るのもコツです。

それは「モノが雪崩になるのを防ぐ」ことが出来るからです。

 

***こちらのお宅は写真の掲載を特別にご了承いただいております。