各自の宝箱

今日は、我が家の「思い出」整理についてご紹介します。


思い出の品々は「メモリー」と呼ばれる、

執着があるので整理が難しいものの一つに数えられます。


他人から一見すると、

「何に使うの?なに、これ?」というようなものでも、

本人にしてみると緊急事態には持って逃げたいほど大切

だったりしますね。


我が家の二人の娘は、面白いぐらい正反対の性格をしています。

ひとりは、「面倒な片付けに時間を割くぐらいなら捨てちゃえ!」と、何にも執着しないタイプ。

もうひとりは、「記念と結びつくならキャンディーの包み紙ですらとっておきたい」タイプ。


私たち夫婦も、私は前者。主人は後者。


そんなわけで、4人家族がそれぞれとっておきたいと思う物は自己管理としています。


ただし、溜め込みリスさんタイプの二人をノーマークだと家の中は恐ろしいことになるので、

一つだけルールがあります。


それが写真にうつっている木箱です。


ホームセンターで買い求めた米びつとして売られているもの。

虫がついたらいやなお米の保存が本業だけあって、

桐で出来ているので、保存には適切ですし、軽いので天袋にあげていますが大丈夫。

ひとりにひとつ所有していて、ここに収まる分量だけ持つ、というルール。


米びつですから、そんなに大きくないです。

だから年を重ねるごとに増えていく思い出に果てしなく応えられる容量は備えていない

のがポイント。

いっぱいになったら、次の思い出をおさめるために工夫が必要です。


成長して「保管していた理由がわからない」と笑ってしまって処分することもあれば、

作品の一部やボタン、洋服の一部を切り取って保管する事にしたり、

3次元でかさばるので写真に撮っておさめたり・・・頭を柔らかくして各自管理。


私の米びつに入っている物は・・・内緒です(笑)。