世界初のオーデコロン

「4711」


これは、世界初のオーデコロンといわれるもの。

今から200年以上も昔の1792年に、ある修道士によってもたらされたレシピをもとに今もなお作り続けられている、香りの歴史のシンボル的存在です。


始まりは、ドイツのケルンでのことでした。

これが世界初のオーデコロンとなり、「不思議な水(=アクアミラビリス)」と名付けられます。


この素晴らしい香りの不思議な水・ケルンの水(=オーデコロン)はその後「4711」と名付けられ、フランスの人々に広く受け入れられていくようになりました。

爽やかな柑橘系の香りにすっきりとローズマリーやかすかにラベンダーを感じます。

数多ある香水界の中では、個性際立つ香りが多いと思いますが、とても清々しく潔さがあります。

ユニセックスな香りだと思います。


4711の、この香りがイヤ、という人は比較的少ないのではないかと思います。

新しい香りを追い求めるのも楽しいのですが、伝統的なこの香りを嗅いで、

長い長い歴史の重みを感じ味わう時間もいいものですね。